こんにちは。
らっしー&シナモン(らっしなもん)の飼い主Aです。
この度、13年9ヶ月勤務した病院を去ることにしたため、退職の手続きは書面で済ませていました。
最後に看護部長に挨拶をしたら、患者として救急車で運ばれる以外では二度と行くことないであろう病院とお別れです。
12月26日に看護部長への退職の挨拶を済ませ、病棟では沢山のハグと激励の言葉をいただきました。
看護部長さんには以前、私のハートをボコボコにされているのでかなり軽快していましたが、まさかの哀しみを包み込む対応に涙してしまいました。
「つらかったね、あなた…」と言われただけで【あ、流産のことだな】と思って、ブワッと涙が溢れました。
これだけ時間が経っても・・・こんなに元気に暮らしていても、やっぱり一瞬であの哀しみは蘇るし、それだけ私は我が子を愛していたんだなと実感しました。
辞めるときには跡を濁して辞めてやろうと思っていたのですが、結局私の口からはこの14年の思い出や感謝の言葉が出ていました。
あんなに憎いと思っていた病院なのに、不思議ですよね。
後輩たちにもたくさん愛して貰っていたんだなと感じて、さすがに話していると泣きたくなりました。
新人の頃から知っている後輩、悪阻がひどいときに葉酸キャンディーをロッカーに忍ばせてくれていた後輩、そして、プライベートでも大変お世話になった「お姉ちゃん」と呼んでいる先輩。
実は私、掃除のおばちゃんや看護助手さん、ゴミ収集のおじちゃんにまで可愛がって貰っていました。
私のことを新人の頃から知ってくれているのは、看護師の先輩よりも清掃員のおじちゃんおばちゃんだったりします。
部署が変わる度に「あなたがいた頃の病棟の方が良かった」と何年経っても言ってくれます。
患者さんの家族も配置換えになった私を尋ねてきてくれたりして、本当に沢山の患者さんやご家族にも愛情たっぷり育てて貰ったなと思います。
こんなに愛された看護師は私だけなんじゃないかって錯覚するくらい患者さんには優しくして貰いました(もちろん例外もある笑)
そして、感慨深い気持ちで病院をあとにして、昨日は飼い主Bいわく「憑きものがとれたみたいな穏やかな顔」でゆっくりと眠れました。
朝も当然アラーム無しで目覚めたし、疲れたらごろーんと横になって最高です。
もう二度と病院に行かなくていいんだと思うとホッとしたし、本当に穏やかな暮らしが訪れました。
今日は大掃除をして、洗濯機は3回まわそうかな~なんて考えていた午前9時54分。
まさかの職場からの着信が・・・
一瞬にして冷める
いや、もう辞めたし
散々別れの挨拶したしなんなんだよ・・・(まるで昨日とは別人)
「休暇簿の訂正印を押して欲しいんですけど、来られますか?」と。
ちょいちょい。昨日言ってくれや(´・ω・`)
そんなこんなで、今日も病院に行ってきました。
もちろん昨日お別れの挨拶を交わした後輩には「え、どうしたんですか?」と言われましたよね。
そうですよね。
辞める辞める詐欺みたいなことしてる気分でした。
もう呼び出されてこんな恥ずかしい思いをしたくなくて、印鑑は師長さんに託しました。
病院でしか使わない旧姓の印鑑なので、今年度が終わったら捨ててくださいと頼んで。
今日はさすがに感慨深い気持ちなく病院をさっさと去りました。
色々ありましたが、ここで看護師ができたから出会えた方も沢山いるので、まあよしとします。
今の職場環境は劣悪すぎるので、二度と戻りたいとは思いませんが・・・
もうピリピリしなくていいし、しばらくは自分たち家族の健康だけを考えればいいですもんね。
気が楽です。
穏やかに暮らせそう!
そんなときにも我が家では静かな戦いが起きていました。
とらきち VS ラン
2階の冷蔵庫の上で突然オラオラが始まりました(´・ω・`)
ちなみにランは冷蔵庫の上で寝返りをうって、階下に転落したことがある。
こんな狭い場所で喧嘩しないで欲しいですよね・・・
と言いつつ、貴重なツーショットなので写真を撮ってみた
すぐカメラ目線をくれたラン
そして戦いはなかったことに・・・
そのままランが冷蔵庫を降りて食洗機の上に移動してくれました。
病院というわちゃわちゃ忙しい場所を抜けたって、我が家はずっとわちゃわちゃしてそうです。
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