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いつか亡くなる命

雑記

こんにちは。

らっしー&シナモン(らっしなもん)の飼い主Aです。

先日、親戚の訃報が遅れて届きました。

子どもの頃に帰省のタイミングで遊んでいたはとこのお父さんです。

私とはとこは同い年ですから、自分の両親を亡くすとどんな気持ちだろうと考えました。

はとこは一人っ子で、頼れる兄弟がいません。

子どもを3人育てながらお父さんの病院の送迎もしていたそうです。

どんな気持ちだったろう。

急変して亡くなったということで、病院に駆けつけたときには意識がなかったと言っていました。

臨床でよく耳にするのが『もっとしてあげられたんじゃないか?』という後悔の言葉です。

はとこもきっとその気持ちに苦しんだんじゃないかと思います。

でも私はいつも思うんです。

亡くなる瞬間に声をかけたり手を握ることがすべてではない。

闘病中の送迎ひとつにしてもそう。

がんの末期を告げられた瞬間から、もう看取りは始まっているんだと個人的には思っています。

ですから、そこから人間として人生を終えるまでの期間(長さは人それぞれ)にどれだけその人のことを想い、どれだけ感謝や思いやりの心を込めたかなんだろうと思います。

最期の瞬間をそばにいられなかったとしても。

自分にも生活があるのだから、自分の生活の中に短時間でも相手を想う時間を持てた人は、十分心を尽くした看取りができたと胸を張ってほしいものです。

永遠に生きることなんてできないのだから命は尊い。

必ずみんないつか死ぬ。

その変えられない部分はどうしたって変わらない。

昨日漫画を読んでいて、私に刺さった台詞があります。

『形あるものはいつか必ず壊れる。命を全うしたこのコに感謝してお別れすればそれでいい。』

この言葉、とても染みました。

いつか絶対に亡くなる命なのだから、感謝の気持ちと敬意を表して送ることができればいいのだと思います。

父を亡くしたばかりの はとこの悲しみは計り知れません。

でも、自分を責めたり後悔して過ごす日々を送ってほしくはないな…と心から願います。

朝からそんなことを考えながら仕事に出発します( ・∀・)

今日がどんな一日になるかわくわくしながらいってきます。

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この記事を書いた人

性別:女性
年齢:30歳代
職業:緩和ケア認定看護師
急性期病院勤務14年目のカレーオタク看護師です。激務で常にストレスを抱えていた私に夫がプレゼントしてくれた愛犬(シェルティ&キャバリア)と暮らしています。流産を経験して働き方を見直し、今はゆとりある生活を意識しています。愛犬との日々&看護師ネタ&流産&カレーに関する記事をメインに綴っていこうと思います!
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